昔はソフトドリンクの選択肢が無かったのです
もう三昔ほど前になりますが、夏休みとかに仲間と出かけて喉が渇いたときに飲むソフトドリンクというと、炭酸飲料しかありませんでした。当時は自販機というと新潟ではコカ・コーラの自販機ばかり。選択肢はコカ・コーラかファンタ(それもオレンジかグレープ)、もしくはスプライト。結局選ぶのはコカ・コーラでした。
まだ缶コーヒーも茶飲料も普及する前は、コカ・コーラやペプシコーラのような大手コーラメーカー以外もコーラ飲料を販売しておりました。この傾向はバブル期を過ぎたあたりまで、輸入激安コーラが普及するまで続いていたでしょうか。今回の『あのソフトドリンクをもう一度』第5弾では、主に1990年代前半に販売されていたコーラ飲料を紹介いたします。
アセロラコーラ(サントリー)
今ではペプシコーラを販売しているサントリーも独自のコーラを販売しておりました。当時流行していた果実、アセロラ味のコーラです。低カロリー版も出ていました。
コーラ(森永製菓)
パッケージに描かれている怖そうなお兄さんのイラストは何なんでしょう?
M.M.C.コーラ(三本コーヒー)
横浜のコーヒー会社、三本コーヒーが出していたコーラです。私が東京で仕事をしていた1990年前後、JR東日本のホーム上自販機には三本コーヒーの製品が入っていました。このコーラも自販機に入っていた気がします。